2017年02月27日

「Windows 10」リリースイベントを7月29日に開催

Microsoftは、「最新世代のWindowsファン」に向けた世界規模の広告およびオンラインマーケティングキャンペーンを展開する計画だ。同社関係者らが米国時間7月13日に明らかにした。

 Microsoftは7月29日、「Windows Insiders」に参加した500万人を主に対象とする複数のファン祝賀会を、世界中の13の都市(シドニー、北京、東京、サンパウロ、ロンドン、ベルリン、マドリード、シンガポール、ヨハネスブルグ、ナイロビ、ニューデリー、ドバイ、ニューヨーク)で開催する。これらのイベントでは、ハンズオンのコーナーに加えて、デモやエンターテインメントが用意され、「Windowsチームと語り合う場」が設けられると、同社関係者らは述べた。

 「Microsoft Store」は29日、米国、カナダ、プエルトリコの110を超える店舗で「Windows 10」の発売を祝う予定だ。店舗内で行われるワークショップで、顧客はWindows 10を最大限に活用する方法を学ぶことができる。

 Microsoftは、ユーザーによるアップグレードを支援するためのプログラムに取り組んでいる。世界中で多数の小売パートナーが、Microsoftと連携してこの取り組みを進めている。パートナー各社は、古いPCから新しいPCにファイルを移すためのデータ移行サービスを提供したり、ユーザーがWindows 10を試用できる体験コーナーを設けたりする予定だ。

 Windows and Devices Groupのコーポレートバイスプレジデントを務めるYusuf Mehdi氏は、Windows 10の発売計画の概要を記したブログで、「最初から、Windows 10はユニークだった。当社のファンのフィードバックに基づいて構築され、サービスとして実現され、無償アップグレードとして提供される。リリースへのわれわれのアプローチもユニークで、Windows 10に始まり、より向上心あふれる目標に集中している」と述べた。

 Microsoftが大々的に展開するWindows 10のグローバルな広告およびマーケティングキャンペーンは、「変化をもたらす人々を称えること」をテーマとしている。Microsoftは、生体認証機能「Windows Hello」や「Microsoft Edge」ブラウザといったWindows 10の特長を紹介する新しいTVおよびデジタル広告を展開する予定である。

 Microsoftはさらに、「Upgrade Your World」(世界をアップグレード)を発売キャンペーンのテーマとして実施する。「Upgrade Your World」は、Microsoftが非営利団体(10の世界的な団体と100の地域団体)と提携し、こういった組織が「世界をアップグレードするのを支援する」ために1年間展開する取り組みである。CAREやCode.org、Keep a Child Alive、The Global Poverty Project、The Malala Fund、The Nature Conservancy、Pencils of Promise、Save the Children、Special Olympicsといった参加パートナーに対し、Microsoftは現金1000万ドルを出資する予定だ。

 また、多数のMicrosoft従業員が、Windows 10提供開始の一環として7月29日から仕事を1日休み、ボランティアとして「コミュニティーのアップグレード」を支援する予定だ。

 Microsoftの関係者らは最近、Windowsをサービスのように扱っている。Microsoftの他のサービスで、新しいバージョンがすべてのユーザーに同じ日に提供されるわけではないのと同様に、Windows 10へのアップグレードを希望するすべてのWindowsユーザーに対して、同OSが7月29日に提供されるわけではない。ドライバとアプリケーションの互換性の問題が最も少ない端末のユーザーがWindows 10を先に入手できる可能性が高いと、同社の関係者らは述べていた。

  
Posted by softkeyjp at 16:24Comments(408)TrackBack(0)

2017年02月20日

「Windows 10」の既定ブラウザ設定

Mozillaの最高経営責任者(CEO)であるChris Beard氏が、「Windows 10」における既定プログラムの扱いに関して「MicrosoftのCEOへの公開書簡」をブログに投稿した。同氏は、「インプレース」アップグレードを行うとMicrosoftの「Edge」が既定のブラウザになることを理由として、「ユーザーの選択を奪うWindows 10へのアップグレード体験」について不満を述べている。

「Windows 10」レビュー(第2回)--PC用OS上での「Cortana」と新ブラウザの使い勝手
「Windows 10」レビュー(第2回)--PC用OS上での「Cortana」と新ブラウザの使い勝手
 「われわれはこの問題について話し合おうと、貴社のチームに働きかけた。残念なことに、それは何の有意義な発展にもつながらなかったため、このような書簡の公開に至った」と、Beard氏は書いている。

 Mozillaも承知しているように、Windows 10のユーザーは既定のプログラムを何でも自分の望むものに変更できる。だがBeard氏は、それが「いまや2倍以上のマウスクリック回数を必要」とし「複雑でナビゲートしにくく、迷子になりやすい」ことに苦言を呈している。

 この書簡で同氏は「Microsoftが進歩とは逆の方向へ、これほど大きく踏み出したことに深く失望している」と述べ、独占禁止法違反で提訴する可能性を微かに匂わせている。Microsoftは、Mozillaの前身であるNetscapeが中心となって起こした独占禁止法違反の大きな裁判で敗訴し、10年近くにわたって米司法当局の厳重な監視下に置かれたことがある。そして米国での訴訟に続いてヨーロッパでも提訴された結果、ユーザーに既定のブラウザを選ばせる「バロットスクリーン(ブラウザ選択画面)」が課されることになった。

「Windows 10」でただちに変更すべきこと--画像で見る8つの設定
「Windows 10」でただちに変更すべきこと--画像で見る8つの設定
 Microsoftは、米国時間5月20日付けのブログ投稿で、Windows 10では既定のプログラムの設定プロセスを変更するという計画を明らかにしていた。

 Microsoftの「Firefox」への攻撃とも思えるこの変更は、実際にはすべての既定のプログラムに適用される。Microsoftは、ユーザーが既定のプログラムの変更を促すメッセージの嵐に襲われるのを防ぎ、従来のプログラムを「Windows Store」アプリと同様に動作させるためにこのような変更を行ったとしている。同社によると、ロックダウンされサンドボックス化されたWindows Storeアプリについては、「既定の変更を促すメッセージが出ることはない」という。  
Posted by softkeyjp at 12:43Comments(417)TrackBack(0)

2017年02月08日

「Windows 10」、3度目の累積アップデート

Microsoftは、「Windows 10」を7月29日にリリースして以来3度目となる累積アップデートを米国時間8月14日に公開した。

 最新のアップデートは「KB3081438」となる。Microsoftのサポートページでは、「このアップデートには、Windows 10の機能の改善と強化が含まれる」とあるだけで、どのような新しい機能が導入されるのかなどについては触れていない。

「Windows 10」のプライバシーとデータ収集--変わった点、注意すべき点
「Windows 10」のプライバシーとデータ収集--変わった点、注意すべき点
 Microsoftの広報担当によると、最新の累積アップデートは「Windows 10 Store」の問題を修正することを目的としているという。ここ数週間、多くのWindows 10ユーザーがこの問題による影響を受けたとのことだ。実際、Storeにアクセスしてアプリのアップデートや新しいアプリのダウンロードができないというユーザーは少なくなく、場合によっては、「Mail」「Calendar」などのWindows Storeアプリが正常に動かないという声も出ていた。

 Storeの問題を修正するためにMicrosoftはどのような対策をとるのかという筆者の問いに対し、「Storeの問題を修正するKB3081438が現在、提供されている」とMicrosoftの広報担当は述べた。Microsoftは、Storeに支障をきたしていた要因については回答を避けた。「これ以上、伝えることはない」というのが返事だった。

 だが奇妙なことに、Windows 10 Storeの問題の影響を受けていた私をはじめ多くのユーザーは、この問題を修正するのにKB3081438は不要だった。8月14日の朝、Windows Update経由で累積アップデートの配信が始まる数時間前に、StoreとStoreのアプリは通常通り動き始めたのだ。

 Microsoftはパッチ配信や管理とアップデートの処理をWindwos 10で大きく変えている。Homeエディションのユーザーは、MicrosoftがWindows Update経由で配信するとすぐにすべての機能、修正、アップデートを適用するしかない。Pro、Enterprise、Educationのユーザーは、いつパッチを適用するのかについて、多少なりとも調整することが可能だ。

 MicrosoftがなぜWindows 10の累積アップデートの際に、ユーザーに新しい機能のリストを提供しないのか筆者にはわからない。これから先、このような迅速な累積アップデートをいつまで継続するかも不明だ。  
Posted by softkeyjp at 15:58Comments(415)TrackBack(0)